成尾整形外科病院

脊椎外科(腰・首・肩・手足)・関節外科(肘・膝・股関節)を中心とした整形外科専門病院

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脊椎脊髄病学会とグローバリゼーション

脊椎脊髄病学会

2024年4月になり、新年度が始まりました。新しい環境への進学や就職などで気持ち新たに過ごしている新入生、新入社員のかたもいることと思います。

整形外科、特に脊椎を専門にしていると4月は脊椎脊髄病学会(JSSR)が開催されます。整形外科のなかで脊椎、脊髄分野に特化した最大規模の学会です。多くの会員が手術を行っている脊椎外科専門医が参加することが多いです。

成尾整形外科病院は日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科専門医施設ですので、5年に1回の発表が義務つけられております。

facility20220428.pdf (jssr.gr.jp)

今回も第53回日本脊椎脊髄病学会で発表してきました。

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第53回日本脊椎脊髄病学会学術集「天命 やさしい脊椎脊髄病学の実践」 (convention.co.jp)

会場は横浜のパシフィコ横浜です。何度も発表しているのですが、今回はグローバリゼーションとのことで発表スライドは英語で作成するよう指示がありました。

JSSR英語Bertolloti症候群の隣接椎間は再手術率が高い.jpg

発表言語は英語もしくは日本語との指示でした。もちろん日本語での発表をしてきましたが、英語セッションでないところで英語の得意な先生は英語で発表されている人もいたと聞きました。英語の苦手な私には無理です。(;^_^A

インバウンドの影響なのか、街中や電車内にも多くの外国人の方を熊本以上に見受けられました。首都圏では飲食店やコンビニエンスストアなどの店員さんも外国人の方を見受けられることが多くなってきました。

スライド作成は日本語で作成し今は様々な翻訳ソフトがありますので、変換して利用すると特に問題なく英語のスライドは作成できますが、文字数が多くなってしましスライドがbusyになり日本語版より見にくいと感じました。また演者もいつも以上に発表原稿をもって壇上で発表しているのを見受けました。英語スライドだと理解しにくいなどのデメリットもありますが、グローバリゼーションの流れには逆らえませんので、今後英語スライド指定の学会が増えてくると思います。

抄読会などで英語論文に触れる機会はありますが、英語に対しての勉強の必要性がますます増えていくと思います。

 新入学生や新社会人のかたも英語の勉強をしてグローバリゼーションの流れに乗っていきましょう。

横浜といえば、家系らーめんですよね。

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