ＳＤＧｓの取り組み
ＳＤＧｓとは
当院の主な活動（当院が取り組むべきＳＤＧｓ）
医療への取り組み
医療法人として、当院を利用される「皆様の立場に立った医療」を提供できるよう、日々尽力しております。
- 医療活動
- 専門性、低侵襲な医療の提供を追及するため、症状や所見、生活環境を加味し保存療法から手術まで患者様の思いに寄り添った医療の取り組みを続けています。医療の質を高め、多くの方の負担を軽減し、患者様のＱＯＬ向上、健康寿命の延伸、早期の社会復帰に貢献いたします。
- 医療連携活動
- 質の高い、効率的な医療提供体制を構築するために、救急患者の受入れ体制強化として地元消防救急隊との合同勉強会や病病連携・病診連携による紹介・逆紹介の促進、地域医療連携懇談会を開催しています。
教育への取り組み
他院医師の手術見学受入や臨床修練及び看護学生の実習・研修・見学の受入を行っております。
- 他院医師の受入れ
- 総合診療専門研修や若手医師の手術見学、臨床修練を受け入れております。
- 看護学生の受入れ
- 医師会専門学校等の看護学生実習を受け入れております。また、近年では日本で看護師免許取得を希望する韓国の看護大学から看護学生を受け入れております。更に、次世代の医療を担う在学中の看護学生に対して学業に専念できるよう奨学金を支給しています。
- 院内外勉強会
- 職員に向けた勉強会だけでなく、他の医療機関に所属している医療従事者や患者様、地域の皆様等に向けたセミナーや勉強会を、地域支援事業として定期的に開催しております（市民公開講座、地域医療連携懇談会、白山健康フェスタ、出前講座、健康になるお教室、野球教室、健康スタンプラリー、院内コンサート等）。また、熊本地震後に発足した13の医療機関で構成する熊本総合医療支援グループでは、講演会等により地域の皆様の健康保持・増進のサポートをしています。職員に対しては、教育の機会を増やすためにeラーニングを導入し、自宅でも手軽に選択受講できる自主学習を推進しています。電子ジャーナルや文献検索サービスを導入し、院外からもアクセスできるなど利便性を高めて活用しています。
- 職場体験
- 地域活動の一環として、地元の中・高生、専門学生、就労支援学校等の職場体験や見学の受入れを毎年実施しています。
環境への取り組み
医療法人として、今後も省エネルギーや省資源の推進に取り組んでまいります。
- 省エネルギー・省資源の推進
- 光熱費及びコピー用紙使用枚数の前年と比較し、削減に努めています。
- 環境に配慮した物品の購入
- 現在使用しているペーパータオル、トイレットペーパーは100%再生紙を使っています。
廃棄するコピー用紙（機密書類以外）は、リサイクル（古紙再生）に出しています。
あらゆる人の豊かな生涯のために私たちができること
- 働きやすい職場
- 性別、障害など社会的・文化的格差がない職場を実現するために
●働き方改革
●障がい者雇用の推進 - 地域での私たちの役割
- 地域の方ご本人が健康に関する知識を身につけ、健康な生涯に繋げる
●健康教室やセミナー、スポーツ支援活動
困ったときに私たちにできることを提供する
●有事の医療継続体制 - 世の中にとって
- 健康に関わる情報の発信
職場で捨てるもの再利用、寄付などを通して、世の中に役立てる
最後に
日本でもSDGsという言葉をよく聞くようになりました。
当院では、３、４、５、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１７を「持続可能な開発目標」に掲げましたが、ＳＤＧｓの本質は１７の目標は相互に関連しており、それを包括的に解決することが本当の意味で解決に向かうとも言われています。
つまり、ＳＤＧｓに関連する世界で起こっている問題や課題、今後世界がどういった方向に進んでいこうとしているのかという全体像を把握し、それぞれがお互いに繋がっている、という感覚を持つことが大切です。
より良き世界を創り出すため医療法人の立場で、当院のクレドにも掲げている患者様、職員、地域、協力業者、医療機関等と１７番目の目標であるパートナーシップを実現するための活動を行って参ります。
また、このつながっている世界に対して行動し、国際社会の一員としてグローバルな視点をもち、さまざまな施策においてＳＤＧｓの理念を踏まえた取り組みを行っていき、貢献していきたいと思います。
令和２年１１月１７日
医療法人社団誠療会
成尾整形外科病院
理事長 成尾 政一郎