設備紹介
医療用ナビゲーションシステム
医療用ナビゲーションシステムとは、手術中に特殊な器具・機械を用いて、現在手術を行っている場所を3次元的に確認するためのシステムです。当院では、このナビゲーションシステムを股関節の人工関節全置換術(THA)、及び一部の脊椎手術に使用しています。
手術用ナビゲーションシステムは、医師が使っている器具の先端が患者さん上のどこに位置するかを手術中に確認することが出来る装置です。車のカーナビとよく似た原理を応用しており、手術器具が患者さん上のどこを走っているか、また器具の周辺はどのような構造が存在するかをリアルタイムに示してくれるので神経や血管などの重要な組織を傷つけることなく手術が行えます。
1.5T MRI
<1.5T MRI装置を導入>
MRI装置とは、非常に強力な磁石の力(磁場)と電波を使用して、脊椎や膝、肩などといった患者様の体内の様子を画像化する装置です。X線を使用せずに検査が行えるため、被爆は無く、痛みも無い検査です。患者様は寝台に寝て頂くだけで検査を行うことができます。
本院では、最新型1.5T MRI装置を導入致しました。
検査中は少し大きな音が出ますが、人体には何も影響はございませんので、安心して検査を受診されて下さい。
マルチスライスCT
CTとはコンピューター断層撮影装置(Computed Tomography)の略です。
体にX線を照射し、透過したX線量の差をデータとして集めコンピューターで処理することにより、体の内部を画像化する検査です。
当院では、より高度な医療を提供すべく、最新型の80列CT装置を導入いたしました。
本装置では従来の装置と比較して全身を高速、且つ精密に撮影することができ、長年CTが課題としてきた金属周りの画像描出にも優れています。
また、AIにて設計された最新技術 『AiCE(Deep Learning Reconstruction)』 も搭載しており、被ばくを大幅に抑制した優しい検査が行えます。
Discovery X線骨密度測定装置
骨に鬆が入り、腰痛や骨折の原因となる骨粗鬆症は高齢の方、特に女性の方に多い病気です。診断には正確な骨密度の測定が必要です。
主な医療機器
- 磁気共鳴画像撮影装置(MRI1.5T)
- 医療用画像情報管理システム
- X線透視撮影装置(DR)
- マルチスライスCT
- 一般撮影装置(CR、FPD)
- X線ポータブル装置(OP)
- 骨密度測定装置(全身用)
- 断層撮影装置
- 手術用顕微鏡
- 手術用内視鏡
- 手術用ナビゲーションシステム
- 心臓超音波装置(エコー)
- デジタル超音波診断装置
- 心電図計測装置(2台)ホルター解析可
- 生化学自動分析装置
- 血液ガス測定装置
- 自動血球計測装置
- スパイロメーター
- 神経電動検査装置
- 凝固検査測定装置
- 血管脈波(ABI)測定装置
- HbA1cアナライザー
- 高圧蒸気滅菌機
- プラズマ滅菌装置
- ID NOW インスツルメント(NEAR法)
- 各種物理療法機器
- スーパーライザー
- コンビネーション刺激装置
- マイクロウェーブ
- 低周波治療器
- 超音波治療器 他