よく見られる症状
腰部脊柱管狭窄症
ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう
腰部脊柱管狭窄症 (Lumbar Canal Stenosis)とは
腰部脊柱管狭窄症は、様々な原因で腰部の脊柱管(神経の通り道)が狭小化し、馬尾や神経根が圧迫されることで起こる症候群です。
その主な原因は加齢変化であり、(1)椎間板の膨隆やすべり、(2)椎間関節や黄色靭帯の肥厚などによって脊柱管狭窄を生じます。
それによって神経の血行障害や炎症が起こり、腰痛だけでなく下肢の痛みやしびれ等の症状が出ます。
病状が進行すれば長距離の歩行が困難となり、歩行と休息を繰りかえす間欠跛行という状態になります。
また、頻尿や残尿感などの排尿障害をきたす場合があります。
主な治療方法
腰部脊柱管狭窄症と診断されたら、まずは症状を緩和することを目的として薬物療法や神経ブロック療法、理学療法などを行います。
それでも症状の改善がない場合には、神経の圧迫を和らげるための手術療法を考慮します。
手術について
当院では、「腰部脊柱管狭窄症」の治療にあたって、主に下記の手術を行っています。