当院の新人看護職員（看護学生８名）を対象とした研修を開催しました。すでに業務に携わって一通りの基本看護技術は習得している時期でしたが、エビデンスに基づいて正しく理解できるようにこの研修を企画しました。

指導は、当院の新人で、某病院から院外新人看護職員研修で指導を受けた２名を含むﾌﾟﾘｾﾌﾟﾀ―や先輩看護師、新入職員の中で過去に教育経験のある人が担当しました。某病院の研修内容を見事に再現し、同僚であることから解りにくいところは詳しく説明していました。今回は筋肉内注射や、静脈内注射、人工蘇生術は生体モデルを用いて実技訓練を行いました。知識の確認のために事前テストを行なった。満点に近い人から、及第点以下の人まで様々だった。修了時に同問題のテストを行なった結果、全員満点であった。このことから、集合で新人看護職員研修は互いに学びあうことで、効果が高まることが分かりました。