成尾整形外科病院

脊椎外科(腰・首・肩・手足)・関節外科(肘・膝・股関節)を中心とした整形外科専門病院

よく行われる手術

内視鏡下部分椎弓切除術(MEL)

内視鏡下部分椎弓切除術とは
- Micro endoscopic Laminectomy(MEL)-

全身麻酔後に、背部に20mm程の皮膚切開し、直径16mmの円筒レトラクターを挿入します。
内視鏡の映像をモニターで確認しながら、椎弓や肥厚した黄色靭帯、椎間関節の一部を切除し、神経の圧迫を取り除きます。
左右いずれかより内視鏡を挿入して、反対側までの除圧を行います。
内視鏡を挿入した側の筋肉の剥離は必要最小限で、反対側の筋肉には全く触らずに行いますので、背中の筋肉に対しての侵襲は他の手術法に比べて少なくできます。
1箇所の除圧には約60分程度を要し、2箇所までの除圧は1箇所の切開(約20mm)で行っています。
従来の方法に比べて

  • 傷口が小さい(約20mm)
  • 手術後の痛みが少ない
  • 手術後の回復、社会復帰が早い

等の利点があります。