成尾整形外科病院

脊椎外科(腰・首・肩・手足)・関節外科(肘・膝・股関節)を中心とした整形外科専門病院

よく行われる手術

内視鏡下椎間板摘出術(MED)

内視鏡下椎間板摘出術とは
-Micro EndoScopic Discectomy(MED)-

腰椎手術における最先端手術とは、患者さんに対して最も少ない侵襲で行う手術のことです。その最小侵襲手術の一つが内視鏡下手術です。
1997年にアメリカで開発され、1998年現和歌山県立医科大学 吉田宗人教授により本邦に導入されました。
その後、国内で手術適応が拡大されるとともに、手術機器・光学機械の開発も進みました。
内視鏡下ヘルニア摘出術はその一つであり、従来の手術方法と比較し、切開する皮膚も小さく、1.6cmの筒を差し込むだけなので、筋肉に対する侵襲も非常に少なく、出血もごく少量ですみます。
また内視鏡下では、創に差し込む筒の中に、超小型カメラと術者が見る大型スクリーンモニターにより、術者の視野が創と離れた従来の直視下、顕微鏡下手術と比較し、より近くで神経やヘルニアを確認でき、安全で確実な手術を行うことが可能です。
しかしながら、腰椎椎間板ヘルニアの手術すべてに内視鏡手術で対応できない場合もあります。その場合は顕微鏡下および直視下手術にて対応しています。

内視鏡