はくざん 通信 第22号 2002.2.14 ホーム はくざん通信の目次に戻る
3)バランス訓練
高齢になると転倒による骨折が多くなります。これは平衡感覚が鈍くなるからです。筋力低下とも関連があるので筋力運動に準じて行います。片手つかまり、指一本支え、両手はなしの順に行います。慣れたら目を閉じて行います。前号で示した、かかとあげ(背のび)、膝曲げ、もも(膝)あげ、脚の後ろあげ、脚の側方(横)あげ運動各々について行います。

歩行によるバランス訓練
ヒール&トー歩き:
かかとを反対側の つま先につけ
ながら交互に足をはこぶ。
4)柔軟体操(ストレッチ)
筋肉、組織を引き伸ばし姿勢を正しく保ち、
身体をしなやかにする。身体機能を高め自
立性を養う。スポーツによる障害の防止に
役立つ。各動作とも10〜30秒間姿勢を保つ。
3 〜 5 回繰り返す。
ストレッチングの実際
@ ハムストリングのストレッチ
(大腿後方の筋を伸ばす)
ベンチ(ベット)に片脚を伸ばして座る。背筋を伸ばしたまま上体を前へ倒す。
膝が曲がらないようにする。

A 立位でのハムストリングのストレッチ
椅子の背もたれにつかまり、背中、首を伸ばしたまま上体が床と平行になるまで腰を曲げる。

B ふくらはぎのストレッチ
(下腿後面の筋、アキレス腱を伸ばす)
両手を壁について腕を伸ばす。片方の膝を曲げ反対脚のかかとをあげないで後方へ引く(30〜50cm)。10〜30秒保ち後脚の膝を曲げる。

C 足首のストレッチ
(足首の前方を伸ばす)
椅子の背もたれに体をあずけ両手でささえる。両足のかかとをつけたまま出来るだけ前方へ伸ばす。

D 上腕三頭筋のストレッチ
(上腕後方の筋を伸ばす)
タオルの片方をつかみ、腕をあげながらひじを曲げ背中へたらす。反対の手でタオルを下からつかみ、上へずらし両手がつくようにする。

E 手首のストレッチ
両手を合わせてひじを下げる。手が離れないようにして腕が床と平行になるまでひじをあげる。

F 大腿四頭筋のストレッチ (大腿前方を伸ばす)
横向きに休む。上になった脚の膝を曲げ片手で足首をつかみ後方へ引く。手が届かない時は、足首にベルトをつける。

G 腰ひねり(ヒップと大腿外側を伸ばす)
仰向きで膝を曲げる。肩が上がらないようにして両膝をつけたまま片方へ倒す。10
〜30 秒保ち元へもどす。
H 股関節の回転(骨盤と大腿内側を伸ばす)
仰向けで膝を曲げる。片脚を出来るだけ倒
す。10 〜 30 秒保ち元へもどす。

I 肩の回転
(肩の筋を伸ばす)
仰向けで両手を真横に広げる。肘を90 度曲げ手のひらを天井に向ける。肘はそのままで手のひらを床につけるようにおろす。

J 首の回転
(首の筋を伸ばす)
枕に頭をのせる。首を回し最大限横を向いた位置で10 〜 30 秒保持する。


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