はくざん 通信 第19号 2001.10.10 ホーム はくざん通信の目次に戻る
腰痛と年齢について大まかに解説します。

| 1.筋・筋膜性腰痛症 (原因)筋肉・筋膜の過度の緊張 (特徴的な症状) ・前にかがんだときに痛む ・長く運転したときや長く座っているときに痛む ・寒いところで仕事をしたときに痛む ・筋肉が硬くなり、凝っている状態になる ・押さえると痛む(圧痛) |
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| 2.脊椎分離症 (原因) 腰の骨が一部切れている (特徴的な症状) ・同じ姿勢を長くしていると、腰が痛くなる ・下肢(足)の後ろが突っ張る ・激しい運動中に急に腰が抜ける ・後ろへそり返ると、腰が痛くなる |
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| 3.ぎっくり腰(突発性腰痛症・急性腰痛発作) (腰椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間関節症の時もある)(原因) 筋肉・神経・関節に急激に負荷がかかる。 (特徴的な症状) ・中腰でものを持ち上げたとき、急に体をねじったとき、急に立ち上がろうとしたときなどに、ぎくっと腰がなる ・身動きがとれない状態で、立っていることができず、救急車で運ばれたりします。 |
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| 4.腰椎椎間板ヘルニア (原因)神経が押さえつけられて起こる (特徴的な症状、事象) ・下肢に痛みが走る ・ぎっくり腰をよくおこす ・せきやくしゃみで激痛がある。 ・お風呂で温まるとかえって痛みが強くなる ・20代から30代の男性に多い |
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5.腰椎椎間関節症(ようついついかんかんせつしょう)
(原因)腰の後ろの関節がすり減る
(特徴的な症状)
・腰、お尻、及び下肢の外側の痛み及びしびれ
・腰や下肢の片側に痛みがおこりやすい
・朝起きたときに症状が強い
・中年の女性に多い
6.脊椎すべり症
(原因)脊椎の支持性の損失でおこる。上の脊椎が前の方にすべってずれる。脊椎分離に続発する「分離すべり症」(L5に多い)と、支持組織の脆弱化による「変性性すべり症」(L4に多い)がある。
(特徴的な症状)
・こわばりを伴う腰痛、下肢痛
・同じ姿勢を長くしていると、腰が痛くなる
・下肢のしびれ、脱力感、
・立位や歩行で下肢痛や腰痛
・間歇性跛行(かんけつせいはこう:脊柱管狭窄症でみられる症状と同じ)
| 7.腰部脊柱管狭窄症 (ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう) 中年以降の腰痛で多く見られる (原因) 脊髄神経が入っているチューブが圧迫される (特徴的な症状) ・長く歩くと下肢に脱力感・痛み・しびれが起こる。 ・100mぐらい歩くと歩行ができなくなる。(間歇性跛行:少し休むと、また歩けるようになる) |
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| 8.変形性脊椎症 (原因)椎間板・関節・靱帯の老化。背骨が硬く弾力性がなくなる。 (特徴的な症状) ・寝返りを打つとき、朝起きるときに痛みがあります ・動き始めに痛みがあり、動いていると痛みが楽になってきます ・寒さに弱いです |
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9.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
(原因)骨からカルシウム・リン・蛋白質が減り、軽石のように骨がスカスカになり、骨がもろくなる
(特徴的な症状)
・背中が丸くなる ・背丈が縮む ・腰痛や背部痛になる
・尻もちをついたときや風呂場ですべりそうになったときなどに簡単に背骨が折れる(圧迫骨折)
10.癌や癌の転移
(原因)癌は背骨に転移する事があり、乳ガン・甲状腺癌・前立腺癌は特に背骨に転移しやすい。
(特徴的な症状)
・痛みはだんだん強くなり激痛になることがある
・安静にしても痛みが取れない

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